Warning: file_get_contents(https://www.tokoyasan.info/INCLUDE/top2_.txt): failed to open stream: HTTP request failed! HTTP/1.1 429 Too Many Requests in /home/webdn/tokoyasan.info/public_html/030barber3/015.html on line 52
床屋の定休日の決まりごと
美容院なども含めて、一般的な理美容関係のお店では、定休日が月曜日や火曜日なとど決まっていることが多くはないでしょうか?
おそらく、その曜日を外して平日の他の曜日を定休日にしている床屋や、土曜日や日曜日を休みにしている床屋はあまり見かけないのではないでしょうか。
それは、床屋と電気との間柄が関係しているのですが、それを知るには、第二次世界大戦後くらいの時代にさかのぼります。
戦後には、深刻な水不足や石炭不足などによって、電気の供給が間に合わない状況に陥るときがあり、電気の使用を制限するだけでは間に合わず、各地域の電力会社では、休電日を週に1日設けることにしていたのですが、その曜日というのが、地域によって月曜日や火曜日などとなっていたのです。
当時は水や石炭がないと電気が作り出せない状態であったため、何日も雨が降らずに水が溜まっていないと、電気がなく、かなり深刻な状態となっていたのです。
電気を多く使用して営業を行っていた床屋では、その休電日に合わせて、定休日を設定していたのです。
現在は休電日が設けられていませんが、この時代の決めごとが残っていて、現在でも毎週月曜日や火曜日を床屋の定休日としていることが多いのです。
地域で床屋の定休日を統一することによって、ほかの店が休みの間にお客を自分の店に呼び込もうということも少なくなり、床屋の公正な競争が図れるというところも定休日が統一されたままになっている狙いであります。
また、土曜日や日曜日は学校や仕事などが休みで床屋に出かけようという人が増えるため、この曜日を避けて、週末の混雑が終わって落ち着いた月曜日を定休日としたという説もあります。
大戦後当時は図書館などの公共施設も電気を多く使用するからという理由で同じく月曜日が定休日であったようです。
現在、月曜日や火曜日が定休日となっている床屋の店主たちが集まる理容組合などの会合は、この定休日に合わせて開かれることが多くなっているそうで、今後も床屋の定休日は月曜日や火曜日であることが多いと思われます。
- 次のページへ:話題豊富な床屋という場所
- 前のページへ:床屋での髪型オーダー
Warning: file_get_contents(https://www.tokoyasan.info/INCLUDE/centerad_.txt): failed to open stream: HTTP request failed! HTTP/1.1 429 Too Many Requests in /home/webdn/tokoyasan.info/public_html/030barber3/015.html on line 114
当サイトに掲載されている店舗情報、営業時間、などは、記事執筆時の情報です。最新情報はオフィシャルサイトにて確認していただければと思います。